シュトゥットガルトの遠藤航【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ2部第15節のザントハウゼン対シュトゥットガルト戦が現地時間1日に行われ、ホームのザントハウゼンが2-1で勝利を収めた。シュトゥットガルトの日本代表MF遠藤航は先発でフル出場している。
前節カールスルーエ戦で移籍後初先発を飾って快勝に貢献し、高い評価を受けた遠藤。2試合連続となる先発に起用されたが、チームを3連勝に導くことはできなかった。オフサイド判定によるゴール取り消しなどもあり、シュトゥットガルトは1-2での敗戦に終わっている。
チーム全体と同じく、遠藤のパフォーマンスに対しても現地メディアからの評価は高くはない。地元紙『シュトゥットガルター・ナハリヒテン』では採点「4」(ドイツでは1から6で数字が低いほど高評価)をつけている。
カールスルーエ戦に続いて空中戦の競り合いでは強さを見せたとしながらも、「プレーの組み立ての面ではかなり弱い部分を見せた」と寸評。チームメートとも息が合わず、試合の中で徐々に調子を上げてはいったが「控えめなレベルにとどまった」と述べている。
『ZVW』では、遠藤に対する採点はチーム内では最高タイとなる「3」。だが同メディアも「特に空中戦では非常に力強く、1対1の強さも見せた。しかし足元のボール扱いは少々不安定な場面もあった」と同様の寸評を記している。
今季5敗目を喫したシュトゥットガルトの順位は昇格プレーオフ圏の3位で変わらず。次節は16位に低迷するニュルンベルクをホームに迎える。
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