パルチザンの浅野拓磨【写真:Getty Images】
セルビア1部リーグ第18節のマチュヴァ・シャバツ対パルチザン戦が現地時間1日に行われ、アウェイのパルチザンが2-0で勝利を収めた。パルチザンの日本代表FW浅野拓磨は先発でフル出場し、1得点を記録している。
浅野は前半16分、味方選手のシュートがGKに止められたこぼれ球を押し込んで先制点を記録。ヨーロッパリーグ(EL)のAZ戦に続いて公式戦2試合連続の得点であり、クラブで出場した試合に限れば3試合連続ゴールとなった。
AZ戦では、ドローに終わったことでELグループリーグでの敗退が決定していた。「あの引き分けのあと、今日の試合はすごく大事だった。どれだけ辛かったかは自分たちが一番良く分かっている」とセルビア『モンド』は試合後の浅野のコメントを伝えている。
「チームには反発力があるので、今日は良いプレーができるはずだと分かっていた」と浅野。自身のプレーについては「ゴールを決められたことには意味があるが、個人的には満足はしていない。もっとゴールを決められたかもしれない」と語った。
リーグ戦では4連勝を飾ったパルチザンだが、首位に立つレッドスターには8ポイントの差をつけられている。「最後まで戦っていく。チームとして成長していくことができると思う」と浅野は今後の戦いへの意気込みを示している。
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