マジョルカの久保建英【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第15節のマジョルカ対ベティス戦が現地時間11月30日に行われ、アウェイのベティスが2-1で勝利を収めた。マジョルカの日本代表MF久保建英の試合後のコメントをクラブが公式YouTubeチャンネルで伝えている。
リーグ戦4試合連続の先発出場で右サイドに入った久保は、シュートやラストパスなど多くのチャンスに絡む躍動を見せたが、チームの勝利には繋がらず。前半に2点を奪われたマジョルカは後半に反撃に転じたがPKで1点を返すにとどまった。
「前半と後半で全く違った。いつもホームで見せているようなマジョルカの戦いができなかった」と久保はコメント。前半について「相手のプレーはほとんど自分たちのミスから生まれていた」とチームの低調なパフォーマンスを悔やんだ。
後半の戦いぶりについては「相手よりはるかに良かったと思う」と久保も話しているが、ベティスのGKジョエル・ロブレスが好守で立ちはだかった。「ベティスのGKは僕らよりはるかに上だった。決定機は多かったが止められてしまった。彼を褒めるしかない」と久保は相手GKを称えている。
自身のプレーについては「いくつかチャンスはあったが決められなかった」と反省。「もっと自信を持ってプレーを終えられるように、ゴールやアシストができるように、攻撃に存在感を出せるようにしなければならない」とさらなる成長への意欲を示した。
久保は好プレーを見せてはいるがマジョルカはここ4試合で1勝3敗と苦戦が続き、順位も降格圏間際の17位に位置している。次節は今月7日、久保の“古巣”であるバルセロナとのアウェイゲームを迎える。
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