EURO2020組み合わせが決定【写真:Getty Images】
来夏に開催されるEURO2020の本大会組み合わせ抽選会が現地時間11月30日に行われた。その結果を受け、ブックメーカーではイングランド代表が“優勝候補筆頭”に浮上しているという。
抽選を終えて大きな注目が集まったのはグループF。前回EURO王者のポルトガル代表とワールドカップ王者のフランス代表、そしてドイツ代表という強豪国3チームが同居し、まさに「死のグループ」となった(もう1チームは来年行われるプレーオフからの出場チーム)。
一方でイングランド代表は、クロアチア代表とチェコ代表、およびプレーオフから出場のもう1チームと対戦する。必ずしも楽な相手だとは限らないが、グループリーグをホームで戦えることもあり、有力な突破候補となりそうだ。また、今大会は12ヶ国による分散開催だが、準決勝と決勝はイングランドのホームであるロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催される。
英国ブックメーカーでは、抽選前の時点では世界王者フランスが最も優勝の可能性が高いと予想されていたようだ。だが気を抜けばグループリーグ敗退も起こり得るような組み合わせとなったことで、相対的に評価が低下したと英紙『デイリー・メール』は伝えている。
組み合わせ決定後にはイングランドがオッズ「6倍」でブックメーカーによる最有力の優勝候補に浮上したという。フランスが「6.5倍」、FIFAランキング1位のベルギーが「7倍」で続く。4番手以下はドイツ、オランダ、スペイン、イタリア、ポルトガル、クロアチアの順となっている。
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