Kリーグ1優勝を飾った全北現代【写真:Getty Images】
韓国・Kリーグ1の2019シーズン最終節となる第38節の試合が1日に行われ、全北現代が3年連続となるリーグ優勝を飾った。
12チームで構成されるKリーグ1は3回総当たりのリーグ戦が行われたあと、上位6チームと下位6チームに分かれてそれぞれ1回総当たりの対戦を行って最終順位を決定する方式となる。
1試合を残して首位に立っていたのは蔚山現代だが、ホームで浦項スティーラーズと対戦した最終節は1-4の敗戦。3ポイント差で追っていた全北現代は江原FCにホームで1-0の勝利を収めた。
両チームは勝ち点で並んだが、レギュレーションにより総得点数でわずか1点上回る全北現代の優勝となった。韓国『ノーカットニュース』は「奇跡が起きた。全北はドラマのような逆転優勝を飾った」と劇的な決着について伝えている。
全北現代はクラブ初の3連覇を達成し、過去6年間で5回目の優勝。全北現代と蔚山現代はともに来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)にグループステージから出場する。
もうひとつのACL出場枠を懸けた3位争いは混戦となっていたが、FCソウルが予選プレーオフからの出場権を獲得した。カップ戦優勝でACLグループステージの出場権を獲得していた水原三星ブルーウイングスは8位でリーグ戦を終えている。
【了】