J1参入プレーオフ、1回戦を制したのは…【写真:Getty Images】
J1参入プレーオフの大宮アルディージャ対モンテディオ山形戦、徳島ヴォルティス対ヴァンフォーレ甲府戦が1日に行われ、山形と徳島の2チームが2回戦進出を決めた。
今季も大接戦となったJ2からJ1への昇格争いとプレーオフ出場権争いは先週の最終節で決着。惜しくも自動昇格を逃した大宮は3位でプレーオフに回り、4位徳島、5位甲府、6位山形が続いた。
年間順位上位のチームはプレーオフの試合をホームで戦うことができる上に、引き分けでも勝ち進むことができるレギュレーション。山形をホームに迎えた大宮は前半をスコアレスで折り返した。
だが74分、左からのクロスがイッペイ・シノヅカの足に当たってのオウンゴールでアウェイの山形が先制。さらに82分にも山田拓巳の頭での折り返しから山岸祐也が2点目を蹴り込む。6位の山形が3位の大宮に敵地で2-0の勝利を収め、“下剋上”で2回戦進出を果たした。
徳島と甲府の試合は前半から試合が動く。37分には左サイドに抜け出した島屋八徳からのクロスにヨルディ・バイスが合わせてホームの徳島が先制。だが甲府も直後の39分、エリア左でボールを受けたピーター・ウタカがGKの頭上を抜くシュートで同点とした。
後半開始直後の47分には甲府のアラーノが2枚目のイエローカードを受けて退場に。数的優位に立った徳島はそのまま1-1で試合を終え、年間順位で上回るため突破を決めた。
徳島と山形の対戦となる2回戦は、年間順位上位の徳島のホームで8日に開催。引き分けなら徳島が勝ち進むことになる。勝者は14日に行われる決定戦で今季J1の16位チームと対戦し、来季のJ1残留または昇格を争う。
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