横浜F・マリノス【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第33節の試合が30日に各地で開催されている。全9試合が同時刻開催で行われている今節の前半を終了した時点での状況をみてみよう。
残り2試合となった今季J1の優勝を争っているのは横浜F・マリノス、FC東京、鹿島アントラーズの3チーム。一方下位ではジュビロ磐田と松本山雅FCがJ2自動降格圏に、湘南ベルマーレがプレーオフ圏の16位に位置している。
首位の横浜FMはアウェイで川崎フロンターレと対戦し、仲川輝人のゴールで1点をリードして折り返した。ホームに浦和レッズを迎えたFC東京は0-1のビハインドで前半を終了。鹿島はヴィッセル神戸に1-2のリードを許している。
このままのスコアで試合を終えたとすれば勝ち点は横浜FMが67、FC東京が63、鹿島が60。横浜FMは最終節のFC東京との直接対決を待たずに優勝が決定することになる。
最下位の磐田は名古屋グランパスと1-1の同点で折り返した。松本はガンバ大阪に0-3でリードされ、湘南はサンフレッチェ広島を1-0でリードしている。このままのスコアであれば、松本と磐田はともに17位以下での来季J2降格が決定することになる。
その他の試合ではベガルタ仙台が大分トリニータを、清水エスパルスがセレッソ大阪を、北海道コンサドーレ札幌がサガン鳥栖をそれぞれ1-0でリードしている。このままのスコアなら仙台、清水、浦和はJ1残留が確定し、名古屋も得失点差を考えれば残留が濃厚。鳥栖と湘南が最終節でプレーオフ回避を争うことになる。
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