ウナイ・エメリ氏【写真:Getty Images】
アーセナルは現地時間29日、ウナイ・エメリ前監督の別れの手紙をクラブ公式サイトで紹介した。
アーセナルはこの日、成績不振で監督交代を決断。2018年からチームを指揮していたエメリ監督がクラブを去っている。
最近の低調なパフォーマンスにより、ファンのエメリ監督に対する風当たりはかなり厳しいものとなっていた。それでも同指揮官は「アーセナルの監督を務められたことは名誉だった」と語り、こう続けている。
「全てのファンに心からの感謝を伝えたい。私は情熱を持って一生懸命仕事に取り組んだ。皆さんにより良い結果を届けること以外に何も望みはなかった。そして、アーセナルの全てのスタッフに感謝している」
「1年半で感動的な時間もあれば、素晴らしい瞬間もあった。ときにはちょっと苦い経験もだ。それでも、このクラブでこの選手たちを率いることがどれほど幸運なことかを考えなかった日は一日もない」
そして前監督は、その選手たちを今後もサポートするようファンに求めた。
「選手たちは、自分たちのユニフォームに敬意を持っている。あなた方のサポートにふさわしい。サッカー界で私はいろいろな経験をしてきたが、イングランドで、プレミアリーグで、私はプロの敬意とサッカーの純粋さを楽しく教えてもらった」
フレドリック・ユングベリ氏を暫定監督としたアーセナルは、12月1日にノリッジと対戦する。
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