フランクフルトの鎌田大地【写真:Getty Images】
ヨーロッパリーグ(EL)グループリーグF組第5節のアーセナル対フランクフルト戦が現地時間28日に行われ、アウェイのフランクフルトが2-1で勝利を収めた。2得点を挙げたフランクフルトの日本代表FW鎌田大地を現地メディアも絶賛している。
前半にはFWピエール=エメリク・オーバメヤンのゴールでホームのアーセナルが先制。決勝トーナメント進出に向けて負けるわけにはいかないフランクフルトは窮地に立たされたが、後半に鎌田が救世主となった。
55分にはペナルティーエリア手前右側でボールを受けた鎌田が左足での鋭いシュートをゴール左隅へ突き刺して同点。さらに64分にはCKからのこぼれ球をペナルティーアーク内で拾うと、右足で決勝点となる逆転ゴールを蹴り込んだ。
独誌『キッカー』は「鎌田がミドルシュート2発でアーセナルを粉砕」と試合について報道。ペナルティーエリアのすぐ外から両足での2本を突き刺した日本人アタッカーを「ミドルシュートのエキスパート」と称えた。
『ビルト』も「この夜のフランクフルトのヒーロー」と鎌田を称賛。『フォーカス』も「マン・オブ・ザ・マッチは日本の鎌田大地」、『シュポルトブザー』も「鎌田が輝く」と多くのドイツメディアが勝利の立役者として名前を挙げている。
鎌田はELでは5試合目の出場で初得点。フランクフルトでのゴールは8月11日に行われたDFBポカール(ドイツ杯)1回戦のマンハイム戦で挙げた初得点以来となった。
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