ザルツブルクの南野拓実とアンドレアス・ウルマー【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)グループリーグE組第5節、ヘンク対ザルツブルクの試合が現地時間27日に行われ、ザルツブルクが4-1の勝利をおさめている。
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前半43分に先制したザルツブルクは直後の45分に南野の強烈なシュートで2点リードする。後半も主導権を握ったチームはさらに2点を加え敵地で快勝した。
試合後、ジョゼ・マーシュ監督は「今大会のチームのパフォーマンスにとても満足している」と勝利を喜んだ。
同日に行われたリバプール対ナポリが1-1で引き分けたため、現在3位のザルツブルクにも決勝トーナメント進出の可能性が残されている。最終節でリバプールと対戦するザルツブルクは10月に行われたアウェイで3-4と敗れたこともあり勝利が最低条件となる。その上で1-0または2-1で勝利すればアウェイゴール差で勝ち上がりが決まる。
「今季、我々はすでに多くの貴重な経験をし、チームも成長している。その結果として我々はこのようなチャンスを得ることが出来たと思う。リバプールのような素晴らしいチームとの対戦は大きな挑戦だ。とても難しい試合になるだろが、全ては可能だ」とマーシュ監督は大一番に向け意気込みを語る。
またズラトコ・ユズノビッチも「リバプール戦はファイナルだ。これ以上の試合はないし、今年一番大事な試合だ」と早くも気合を込めている。
今季クラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)に挑んでいるザルツブルクが新たな歴史を刻むことが出来るのだろうか。
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