ズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
ミランは元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得に向けた交渉を進めているが、現時点では報酬の提示額と要求額にまだ開きがあるようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が27日に伝えている。
MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーでシーズンを終え、今後の去就が注目されているイブラヒモビッチ。古巣ミランへの復帰に向けた交渉や、ナポリ、ボローニャ、トッテナムなどからの関心も噂されてきた。
26日にはイブラヒモビッチが自身のSNSアカウントでスウェーデン1部のハンマルビーIFのユニフォーム画像を投稿し、母国復帰を示唆したのではないかと注目された。だが翌日には同クラブの共同オーナー就任が発表されており、選手としての加入ではないことが明らかになっている。
伊紙によれば、ミランとの間では引き続き選手契約に向けた交渉が進められているという。だがイブラヒモビッチ側が最初の半年間で報酬300万ユーロ(約3億6000万円)を要求しているのに対し、ミラン側は最初の半年間で200万ユーロ(約2億4000万円)、その後もう1年プレーする場合はさらに400万ユーロ(約4億8000万円)の報酬を提示しているとのことだ。
ミランでは2010年から2012年までプレーし、セリエA得点王にも輝いたイブラヒモビッチ。7年半ぶりの古巣復帰は実現するのだろうか。
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