フレドリック・ユングベリ氏【写真:Getty Images】
成績不振が続くアーセナルは、ウナイ・エメリ監督を解任する場合の後任監督の有力候補として、現ウォルバーハンプトンのヌーノ・エスピリト・サント監督をリストアップしているという。英紙『デイリー・メール』が26日付で伝えた。
アーセナルはプレミアリーグで最近6試合白星がなく、13試合を終えて8位と苦戦。首位リバプールにはすでに19ポイントの大差をつけられ、チャンピオンズリーグ出場権争いからも引き離されている。
エメリ監督の立場も危ういと言われる状況が続く中、新監督候補として様々な名前も取りざたされている。ウォルバーハンプトンを率いるヌーノ監督も有力候補の一人に浮上してきたと英紙は述べている。
バレンシアやポルトなどの元指揮官でもあるポルトガル出身のヌーノ監督は2017年からウォルバーハンプトンを指揮。チームをプレミアリーグ昇格に導き、昨季は7位、今季も現時点で5位と好成績を収めている。
だがシーズン途中での監督引き抜きは困難であることが予想される。エメリ監督を解任した場合、今季中は現アシスタントコーチのフレドリック・ユングベリ氏とU-23チーム監督のスティーブ・ボウルド氏にチームの指揮が委ねられる可能性もあると『デイリー・メール』は伝えている。現役時代にアーセナルで活躍したレジェンドであり、日本の清水エスパルスでもプレーしたユングベリ氏は、今季からコーチを務めている。
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