マリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
セリエAのブレシアが25日、マリオ・バロテッリに対するマッシモ・チェリーノ会長の人種差別発言は“冗談”であったと公式声明を発表した。
事の発端は、現地時間24日に行われたローマ戦でバロテッリが欠場した理由について記者から質問を受けたチェリーノ会長が「彼は黒人で、自分を白くしようとしているが、これには大きな困難がある」と発言したことにある。
この発言が人種差別に当たるのではないかと騒がれる中、ブレシアは「マッシモ・チェリーノ会長が今日午後に発言したコメントは逆説的な冗談であり、明らかに誤解されている。メディアの攻撃からバロテッリを守るためだった」という公式声明を発表。意図的な人種差別発言ではなかったとの見解を示している。
【了】