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柏オルンガが「メッシ&ロナウド越え」と母国メディア。ドイツから関心の噂も

text by 編集部 photo by Getty Images

オルンガ
柏レイソルのオルンガ【写真:Getty Images】

 24日に行われた明治安田生命J2リーグ第42節の柏レイソル対京都サンガF.C.戦で、柏が「13-1」という驚きのスコアで勝利を収め、FWオルンガはそのうち8得点を叩き出した。母国ケニアの複数メディアもその活躍を伝えている。

 すでにJ2優勝とJ1昇格を決めていた柏だが、今季最終節で気を緩めるどころか、圧倒的な攻撃力を見せつけて京都を粉砕した。チームとしての13得点も、オルンガ個人としての8得点も、これまでのJリーグ記録を大幅に塗り替える数字となった。

 ケニア代表としてもプレーするストライカーの偉業については、多くの母国メディアも報道している。柏の10点目、オルンガの7点目となった78分のゴールが一旦はマテウス・サヴィオの得点と伝えられたこともあり、「7ゴール」と報じているメディアもあるが、いずれにしても驚異的な活躍として称えられている。

 ケニア『スタンダード』は、「オルンガがメッシもロナウドも成し遂げていないことを達成」「彼のサッカー史に新たな一章を記した」と報道。キャリア最多の年間27得点を挙げたこと、得点王に輝いたアルビレックス新潟のFWレオナルドにわずか1点届かなかったことなども伝えている。

 オルンガは今夏に開催されたアフリカ・ネーションズカップで2得点を挙げたほか、今月14日に行われた次回ネーションズ杯予選のエジプト戦でもゴールを決めていた。「クラブでも代表でもオルンガにとって素晴らしい1年だった」と『シチズンTV』は振り返っている。

 柏に加入する前はスペインのジローナでもプレーしていたオルンガだが、今季の活躍で再び欧州からの関心も引きつけることになるかもしれない。『ナイロビニュース』は「ドイツのヴォルフスブルクが獲得を熱望していると報じられている」と伝え、『スタンダード』も「日本を去る時だろうか?」と述べている。

【了】

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