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遠藤航、移籍後初先発で高評価。「監督はずっと隠していた。良い意味で驚き」

text by 編集部 photo by Getty Images

遠藤航
シュトゥットガルトの遠藤航【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガ2部第14節のシュトゥットガルト対カールスルーエ戦が現地時間24日に行われ、ホームのシュトゥットガルトが3-0で勝利を収めた。日本代表MF遠藤航は移籍後初の先発でフル出場している。

 ベルギーのシント=トロイデンから今季移籍したシュトゥットガルトでなかなか出場機会を得られず、今月3日のディナモ・ドレスデン戦に89分から交代出場してようやくデビューを飾っていた遠藤。2回目の出場となった今節は初の先発で、初めて本格的にプレーする時間を与えられた。

 3-0の快勝に貢献した遠藤のパフォーマンスは現地メディアで高い評価を得ている。地元紙『シュトゥットガルター・ナハリヒテン』は「遠藤は納得させた」「チーム一番の働きで初先発を祝った」と称え、チーム最高タイの採点「2」をつけた(ドイツでは数字が低い方が高評価)。

「ティム・ヴァルター監督は日本人選手をずっと隠していた」と同紙は述べ、ここ最近低調だったMFアラカン・カラゾールに代わるボランチとして「非常に堅実な役割を果たした」と評価。「控えめなシュトゥットガルトの中でベストだった。特にヘディングの強さは良い意味で驚き。全選手の中でデュエル勝利数最多だった」と称賛している。

『ヴィネンダー・ツァイトゥング』でも同じく遠藤に対してチーム最高タイの「2」と採点。「熱戦のダービーでの初先発を見事に飾った。ヘディングのタイミングは非常に良く、ボール扱いやパスも確かで、多くの穴を塞ぎ、1対1の強さを見せた。26歳の日本人選手は素晴らしいデビュー」と評している。

【了】

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