ボローニャの冨安健洋【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第13節のボローニャ対パルマ戦が現地時間24日に行われ、2-2のドローに終わった。ボローニャの日本代表DF冨安健洋は先発で出場し、84分に交代するまでプレーしている。
10月の代表戦で負傷して以来戦列を離れていた冨安だが、6試合ぶりに復帰。これまでボローニャでは右サイドバックとして起用されていたが、守備陣の欠場者の穴を埋めるため初めて本来のセンターバックとして出場した。
イタリア『ユーロスポーツ』ではこの試合での冨安のパフォーマンスに採点「6」と及第点。「1ヶ月の欠場から復帰し、不在の選手たちを惜しませなかった」と、危なげなくCBを務めたと評している。
一方『カルチョメルカート』では採点「5.5」とし、「イエローカードを受けたのは残念。もっとやれるのは間違いない」とやや低評価。『カルチョニュース24』でも同じく採点「5.5」としている。対戦相手パルマの専門メディア『パルマライブ』では「6.5」をつけ、「ベテランのようなリーダーシップで守備陣を指揮した」と冨安を高く評価している。
冨安はチームが1-2でリードされていた84分に足をつって交代。ボローニャは後半アディショナルタイムの95分に同点弾を奪い、土壇場でドローに持ち込んだ。次節は12月1日にアウェイでナポリと対戦する。
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