フィテッセの本田圭佑【写真:Getty Images】
オランダ・エールディビジ第14節のスパルタ対フィテッセ戦が現地時間24日に行われ、ホームのスパルタが2-0で勝利を収めた。フィテッセの本田圭佑は先発で出場し、81分に交代するまでプレーしている。
今月6日にフィテッセ加入が発表された本田は先発で新天地デビュー。約半年ぶりの出場となった公式戦でトップ下に入り、決定的なシュートを放つ場面やセットプレーからチャンスメークを試みる場面などもあったが得点には結びつかなかった。
フィテッセはこれでリーグ戦4連敗。本田は低迷するチームを救う起爆剤となることが期待されていたが、すぐに結果を出すことはできなかった。オランダ『VI』は、「意図は示したが本格的に試合に爪痕を残せはしなかった」と評し、「5.5」と平凡な採点をつけている。
デビュー戦でのパフォーマンスに対しては、現地ファンも満足はできなかったようだ。『フートバル・フリッツェン』は「フィテッセファンは本田圭佑が違いを生んだとは考えていない」としてSNS上のコメントを紹介。地元紙『デ・ヘルダーランダー』では「フィテッセ新加入の本田圭佑のクオリティーは過大評価されているか」とオンラインアンケートを行い、現時点で7割以上のユーザーが「そう思う」と回答している。
フィテッセの次節の試合は29日にアウェイで行われるヘーレンフェーン戦。本田はここから調子を上げていくことができるだろうか。
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