ボルシア・ドルトムントのルシアン・ファブレ監督【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのルシアン・ファブレ監督が解任の危機に迫っているようだ。24日付けの独紙『ビルト』が報じている。
ドルトムントは現地時間9日のバイエルン・ミュンヘン戦では0-4で敗戦、22日には昇格組のパーダーボルンにホームで2点リードを奪われ最終的には3-3とリーグ戦2試合連続で勝利から見放されている。
そんな状況のなか、同紙では27日に行われるバルセロナ戦と30日のヘルタ・ベルリン戦の結果次第では解任される可能性を伝えている。また後任候補には今月3日にバイエルンを解任されたニコ・コバチ氏や同月19日にトッテナムを解任されたマウリシオ・ポチェッティーノ氏の名前などが浮上している模様だ。
今夏の移籍市場でドルトムントはベルギー代表MFトルガン・アザールやドイツ代表FWユリアン・ブラントなど総額1億3000万ユーロ(約156億円)もの資金を投入した。しかし12試合を消化した時点で6位、特に失点は「18」と上位6チームでワーストの数字となっている。
なお24日に開催された総会でドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOは「我々はルシアンを信頼している」と続投を支持する一方で「最終的にサッカーは結果が全てだ」と注文をつけることも忘れなかった。
ファブレ監督にとって大事な1週間となることは間違いなさそうだ。
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