8位:リバプールの攻撃の要
ロベルト・フィルミーノの能力値や昨季リーグ戦成績、市場価格など【写真:Getty Images】
FW:ロベルト・フィルミーノ(ブラジル代表/リバプール)
生年月日:1991年10月2日(27歳)
昨季リーグ戦成績:34試合12得点7アシスト
市場価格:8000万ユーロ(約96億円)
ロベルト・フィルミーノがリバプールへ移籍してきた当初はCFだけでなく、AMFと両サイドでプレーをする機会が多かった。しかし、クロップ監督が就任して以降はCFとして出場する回数が増えていき、今では不動のCFとして代えの効かない選手にまで成長した。
フィルミーノはセカンドトップとしてプレーすることを得意としており、中盤まで下がり試合を組み立てる。複数の敵に囲まれてもボールを失うことはなく、相手を交わして前を向くことが出来る。ボールを受けて前を向くことが出来れば、パスやドリブルと選択肢の幅が増える。ゴールから遠ざかっても、ゴールに結びつくプレーが出来るというわけだ。
もちろんは自らゴールを奪う能力にも長けており、ペナルティエリア内外問わずシュートを打ち、ゴールネットを揺らす。また守備の面でのハードワークができ、攻守に渡ってチームに貢献する。
フィルミーノはゲームの組み立てと前線からのプレスなど、チーム戦術において非常に重要な役割を担っている。数字では表すことが難しいプレースタイルだが、フィルミーノがどのようなプレーでチームに影響を与えているのかを見ながら、リバプールの試合を観戦するのも良いだろう。
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