アルビレックス新潟【写真:Getty Images】
明治安田生命J2リーグの最終節となる第42節の試合が24日に各地で開催され、今季のレギュラーシーズン全日程が終了した。J2得点王にはアルビレックス新潟のFWレオナルドが輝いている。
前節終了時点でレオナルドは27得点を挙げており、2位で追っていたV・ファーレン長崎のFW呉屋大翔とは5点差。得点王をほぼ手中に収めたと予想されていたレオナルドは最終節の長崎戦でも1点を加えて得点数を28点に伸ばした。
だが驚異的な猛追を見せたのが、前節時点で19点を挙げ得点ランク4位に位置していた柏のFWオルンガ。最終節の京都サンガF.C.戦では、柏が13-1の記録的スコアで大勝を飾る中で8得点を叩き出したが、最終的に27点でレオナルドにあと1点届かなかった。
レオナルドは昨季加入したJ3のガイナーレ鳥取で24得点を挙げ、J3得点王に輝いた。今季加入した新潟では特にシーズン後半に入ってから得点ペースを上げてゴールを量産。第35節の鹿児島ユナイテッドFC戦での1試合4得点も含め、7試合で12得点を叩き出した時期もあった。
新潟の選手がJ2得点王となったのは2002年、2003年のFWマルクス以来16年ぶり。J3とJ2の両リーグで得点王に輝いた選手は初となった。
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