横浜FCがJ1昇格【写真:Getty Images】
明治安田生命J2リーグの最終節となる第42節の試合が24日に各地で行われた。横浜FCが自動昇格圏の2位でシーズンを終え、首位の柏レイソルとともに来季のJ1に昇格することを決定させている。
最終節を迎えた時点で、残り1つの自動昇格枠を争うのは横浜FCと大宮アルディージャの2チーム。勝ち点76の横浜FCが勝ち点74の大宮を2ポイント上回り、得失点差でも2点のアドバンテージを有していた。
勝利以外の道がない大宮はアウェイでツエーゲン金沢と対戦。前半14分には左サイドから渡部大輔が折り返したボールがDFの頭に当たってコースを変え、大宮が先制点を奪う。だが71分には交代出場の清原翔平に同点ゴールを許し、1-1のドローに終わった。
横浜FCはホームで愛媛FCと対戦。前半32分、皆川佑介が倒されて獲得したPKを自ら成功させてリードを奪う。52分にも齋藤功佑が2点目を加え、2-0の勝利を収めた横浜FCは大宮の結果にかかわらず自力で2位を確定させた。
昨季は3位でプレーオフに進出しながらも敗退し、惜しくもJ1昇格を逃していた横浜FC。来季は2007年の初昇格以来13年ぶりにJ1の舞台で戦うことになった。
【了】