ザルツブルクの南野拓実【写真:Getty Images】
オーストリア・ブンデスリーガの試合で1得点1アシストの活躍を見せたレッドブル・ザルツブルクの日本代表MF南野拓実だが、リーグ戦でゴールを挙げた試合での“全勝記録”は途切れることになってしまった。
ザルツブルクは現地時間23日に行われたリーグ第15節のホームゲームでザンクト・ペルテンと対戦。ともに先発で出場した南野とMF奥川雅也の日本人2人の働きが2得点を生み出した。
前半13分には左サイドをえぐった奥川のクロスからゴール前で混戦となり、最後は南野が押し込んで先制点。さらに34分にはエリア内に侵入した南野がGKを引きつけて中央に折り返し、奥川が無人のゴールに蹴り込んで2-0とした。
だが前半のうちにPKで1点を返されると、後半にも失点して結果は2-2のドロー。南野が得点を記録した国内リーグの試合でザルツブルクが勝利を逃したのは31戦目にして初めてのことだ。
2015年1月にザルツブルクに加入した南野は、これまでの約5年間にリーグ戦30試合でゴールを記録(計40得点)。チームはその30試合全てに勝利を収めていた。
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