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欧州で挫折を経験して母国で英雄に…。フラメンゴに38年ぶりの歓喜をもたらした男の一撃

text by 編集部 photo by Getty Images

ガブリエウ・バルボサ
ガブリエウ・バルボサ【写真:Getty Images】

 フラメンゴが38年ぶりに南米王者となった。23日に行われたコパリベルタドーレス決勝は、劇的な結末を迎えている。

 王者リーベル・プレートに挑んだフラメンゴ。最後にコパリベルタドーレスのファイナルを戦ったのは1981年のことだ。元日本代表監督のジーコ氏らが主力のときで、チリのコブレロアを下してコパリベルタドーレスを制した。その後、日本で行われたインターコンチネンタルカップでリバプールに勝利。世界一のクラブとなっている。

 38年ぶりの大舞台でフラメンゴは苦戦。リーベル・プレートに先制を許すと、なかなか同点弾は決まらないまま時間が過ぎていく。

 それでも89分、ガビゴルことガブリエウ・バルボサの得点で1-1とすると、アディショナルタイムにドラマが起きた。

 コパリベルタドーレスの公式ツイッターは、アディショナルタイムに起きた劇的瞬間を動画で紹介している。

 2得点を決めてフラメンゴの英雄となったガビゴルは、現在23歳。2016年にインテルの一員となったがヨーロッパでは適応に苦しみ、結果を残せなかった。それでも、インテルからのレンタルでブラジルに戻ると、再び輝きを放っている。フラメンゴへのレンタル期間は今年いっぱい。冬の去就が注目を集めているが、その前に世界一の座を懸けて戦うことになった。

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