サウサンプトンの吉田麻也【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第13節のアーセナル対サウサンプトン戦が現地時間23日に行われる。サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也の試合に向けたコメントを地元紙『デイリー・エコー』が伝えた。
サウサンプトンはリーグ戦最近7試合でわずか勝ち点1の獲得にとどまり、降格圏の19位に低迷。一方のアーセナルも4試合白星がなく、ともに低調な戦いが続いている状況での対戦を迎える。
「僕らにとってはリスタート。全員がフィジカル的にもメンタル的にもフレッシュな状態になる必要がある」と吉田。「彼ら(アーセナル)も今はあまり良い位置にはいない。僕らと同じようにリスタートを切ろうとしているところ」と試合に向けた見通しを述べた。
早い時間帯に失点をせず、我慢強く戦うことがポイントになると吉田は予想している。「ここ最近の試合のように最初の10分で失点してしまわないこと。長い時間無得点が続けば勝ち点を取れるチャンスも十分に出てくる」
レスター・シティ戦で屈辱的な9失点を喫した影響を払しょくするためには、安定したパフォーマンスを継続していかなければならない。「毎試合クリーンシートを目指している。ディフェンスは少しずつ自信を積み重ねていくしかない。1点取れば自信を取り戻すことができるストライカーとは違う」と吉田は語る。
残留ラインには早くも3ポイントの差をつけられているが、まだ焦る時期ではないと吉田は主張。「12月が重要な時期になる。試合がたくさんあるし、順位表で近くにいるチームとの対戦が組まれている」と今後の戦いへの見通しを示した。
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