ミランのレジェンドである元イタリア代表DFパオロ・マルディーニの次男、FWダニエル・マルディーニがトップチームの公式戦に初の招集を受けた。祖父と父に続くセリエAデビューに期待が高まっている。

　2001年10月12日生まれのダニエルは現在18歳。ミランの下部組織で育ち、今年7月にはインターナショナル・チャンピオンズカップのバイエルン・ミュンヘン戦に先発してトップチームでの初出場を飾った。

　現地時間23日にセリエA第13節のナポリ戦を戦うミランは試合前日に招集メンバー21人を発表しており、ダニエルもFWの一人として名を連ねた。ピッチに立つ機会を与えられればトップチームの公式戦初出場となる。

　ダニエルの祖父であるチェーザレ・マルディーニ氏は1950年代から60年代にかけてミランやイタリア代表で活躍し、後に両チームなどの監督も務めた。父のパオロ氏もミランを象徴する存在となり、数々のタイトル獲得に貢献。現在はテクニカルディレクターを務めている。

　ミランはここ4試合で3敗を喫するなど苦しい戦いが続き、セリエAで14位と低迷している。レジェンドの3代目にはチームの救世主となることが期待されるかもしれない。

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