マジョルカの久保建英【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第14節のレバンテ対マジョルカ戦が現地時間22日に行われ、ホームのレバンテが2-1で勝利を収めた。マジョルカの日本代表MF久保建英は先発でフル出場している。
3試合連続の先発出場となった久保は0-1のビハインドで迎えた65分、マジョルカの同点ゴールの起点となるパスを供給。再びレバンテにリードを許したあと、終了間際にはゴール正面から決定的なシュートを放つ場面もあったが、相手GKの好守に阻まれ同点はならなかった。
結果は敗戦に終わったが、久保のパフォーマンスはスペインメディアで一定の評価を得ている。『マルカ』紙は星0から3までの4段階評価で「2」と高めの採点をつけた。レバンテの5人、マジョルカの他3人と並ぶ最高タイの評価となっている。
『アス』紙も同じく久保に採点「2」。久保の決定機などをストップしたレバンテのGKアイトールの「3」に次ぐ評価を受けた選手の一人となった。マッチレポートでは1点目の失点後のマジョルカの戦いぶりについて「マジョルカは非常に危険だった。特に久保が」と言及している。
ビセンテ・モレノ監督は、終了間際の久保のシュートがGKに止めれられる前に相手DFの腕に当たっていたのではないかと主張。「なぜVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で見直さなかったのか説明できない」と判定への不満を口にしている。
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