ジョゼ・モウリーニョ監督(左)とフランク・ランパード監督(右)【写真:Getty Images】
チェルシーのフランク・ランパード監督が、恩師であるジョゼ・モウリーニョ監督のトッテナム指揮官就任に触れた。英『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
トッテナムは今週、マウリシオ・ポチェッティーノ前監督を電撃解任。後任として招へいしたのが、かつてチェルシーを成功に導いた“スペシャル・ワン”だった。
チェルシーにとって、トッテナムは同じロンドンを拠点とするライバルクラブ。ランパード監督は自身がトッテナムへ行く可能性を「はっきりノーと言える。それは10年後も繰り返せる言葉だ」と断言した。
ただ、モウリーニョ監督の決断は理解している。ランパード監督は「状況が違う。ジョゼ・モウリーニョは、多くのクラブでやってきた人で、彼の働く権利を尊重しなければいけない」とコメント。「私は選手としてこのクラブに13年間いた。クラブに対する圧倒的な気持ちがある。マンチェスター・シティで1年間プレーしたが、チェルシーが最も私のハートに近いのは確かだ。だからこそ、このクラブで監督ができることを誇らしく思うし、残念ながら、トッテナムで指揮を執ることはあり得ないんだ」と話した。
チェルシーは23日、マンチェスター・シティと敵地で対戦する。モウリーニョ監督との師弟対決にも注目が集まるトッテナム戦は、12月22日に行われる予定だ。
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