ユベントスのエムレ・ジャン【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントはユベントス所属のドイツ代表MFエムレ・ジャンとの契約を目指しているようだ。21日付けの独紙『ビルト』が報じている。
同紙ではドルトムントは1月の移籍市場でジャン獲得に向け精力的に動いていると伝えている。なお移籍金は2000万ユーロ(約24億円)前後になる模様だ。
ジャンは今季のリーグ戦出場は4試合、更にはチャンピオンズリーグ(CL)登録メンバーから外れるなど、マウリツィオ・サッリ監督の下では戦力外に近い扱いを受けている。
ドルトムントは今夏にベルギー代表MFトルガン・アザールやドイツ代表FWユリアン・ブラントなど合計1億3000万ユーロ(約156億円)もの大金を使ったが、リーグ戦11節が終わった時点で6位に低迷している。特に15失点と守備面に問題を抱えており、ボランチとセンターバックをこなせるジャンの加入はチームを助けることになる。
なお25歳を巡ってはマンチェスター・ユナイテッドも興味を示していると先月18日の英紙『スカイスポーツ』が報じていることから争奪戦に発展する可能性もあるようだ。
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