日本代表のMF橋本拳人【写真:Getty Images】
日本代表は19日、キリンチャレンジカップ2019でベネズエラ代表に1-4の大敗を喫した。
前半、日本の守備が崩壊した。立て続けにゴールを奪われて4失点。観客席からはブーイングも鳴り響いた。
先発出場したMF橋本拳人は「球際の戦いだったり、基本的なところで相手に上回られてしまったので、寄せのところだったり、細かいところをやるべきだと感じました」と惨敗を悔やんだ。
「攻撃も守備もちょっとバランスは良くなかったかなと思いますし、人と人の距離感が、もう少しうまく立ち位置を取れば、簡単にうまくはがせた場面が多かったと思う。それぞれが味方の位置を見て、立ち位置を取るというのはもっともっとやっていかないといけない」
悔いの残る敗戦だけに、橋本の口からは反省点が次々に出てくる。「誰の責任というよりも、全員がもっとボールに立ち向かっていく必要があったし、もっと気持ちを見せられた」と立て続けの失点で精神的に後ろ向きになってしまったことの影響も語った。
2022年カタールワールドカップのアジア2次予選でも出場機会を得て、日本代表での存在感を高めている橋本。ベネズエラ戦で見つかった改善点と向き合い、さらなる成長と代表定着を目指す。
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