ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督【写真:Getty Images】
ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーヴ監督は来年6月に開催されるEURO2020本大会で優勝候補となる6カ国の名前を挙げている。
ドイツは19日にEURO2020予選で北アイルランド代表と対戦することが決まっている。前日会見に臨んだレーブ監督は「今年は本当に難しい1年だった。10人以上の選手が怪我などでプレー出来なかったなか、選手たちは本当によく頑張った」と13大会連続本戦出場を決めた心境を語った。
一方で「我々は本大会の優勝候補だと思っていない。イングランド、フランス、スペイン、イタリア、ベルギーそしてオランダは我々よりもクオリティーが高い。彼らは世代交代がうまく進んでいる」と現状では優勝に届かないと認識しているようだ。
前評判が高かった2018年ロシアワールドカップでは史上初となる予選敗退となり、続くUEFAネーションズリーグでもグループAに配属されるもリーグ最下位に終わりグループB降格の屈辱を味わった。しかしEURO2020予選ではティモ・ヴェルナーやセルジュ・ニャブリら若手が活躍を見せており世代交代も進んでいる。
「今のチームは貪欲だ。チームワークも良く離脱していた選手も復帰してきている」と話すレーブ監督は来年への確かな手応えを感じている。果たして本大会ではどこまで進むことが出来るだろうか。
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