ユベントスのクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、先日のミラン戦で途中交代を命じられた際の態度が物議を醸した一件についてコメントしている。ポルトガル『オ・ジョーゴ』、スペイン『アス』などが伝えた。
C・ロナウドは今月10日に行われたセリエA第12節のミラン戦で55分という早い時間に交代を告げられると、ベンチに戻ることなくそのまま通路へ下がっていった。報道によれば試合終了を待つことなくスタジアムを立ち去ったという。
マウリツィオ・サッリ監督は、交代はコンディションの問題によるものだと説明していた。その後ポルトガル代表に合流したC・ロナウドはEURO2020予選のリトアニア戦、ルクセンブルク戦に中2日でいずれも先発出場し、計4ゴールを叩き込んでいる。
ルクセンブルク戦を終えたC・ロナウドは、サッリ監督も話していた通り、コンディションが万全ではない状態が続いていたと主張した。「最近3週間は限定的にしかプレーできていなかった。何も問題は起きていない。君たち(メディア)が作り出しただけだ」とコメントしている。
「交代させられるのが好きじゃないのは事実だが、負傷を抱えながらもユベントスを助けようとしてきた。100%の状態ではなかったので(交代は)理解できる」とC・ロナウド。「できるだけ早く100%に戻りたい」と復調に意欲を見せた。
ミラン戦でのC・ロナウドの行動については、重い処分を下される可能性があるとの報道や、チームメートたちが謝罪を要求しているとの報道もあった。リーグ戦再開に向けて騒動は収まるのだろうか。
【了】