昨季に現役を引退したアリエン・ロッベン氏【写真:Getty Images】
17日付けの独紙『ビルト・アム・ゾンターク』は昨季限りで現役を引退した元オランダ代表FWアリエン・ロッベン氏の現在を報じている。
16歳でプロデビューを飾ったロッベン氏はレアル・マドリーやバイエルン・ミュンヘンなどでプレーし、昨季終了後に現役を引退した。そんなロッベン氏は現在アマチュアクラブで監督としてサッカーを教えていると同紙が伝えている。
「子どもたちと楽しんでいる」と話すロッベン氏は息子のカイくんが所属するTSVグリュンバルトというクラブでU-8を指導しているようだ。
「今は意識的に高いレベルでの指導と距離を取っている」と話すロッベン氏は「自分の息子を教えたいし、単純に子どもたちとサッカーを楽しみたい」と少年サッカーでの指導をする理由を語る。
ロッベン氏はオランダ代表としても輝かしい実績を持っている。デビュー戦は2003年4月3日のポルトガル代表との親善試合で、ワールドカップには3大会、欧州選手権にも2度出場するなど代表通算96試合に出場し37得点30アシストを記録した。
そんな素晴らしいキャリアを持つ35歳のレフティーはしばらくの間、アマチュアサッカーで“第2のロッベン”育成に従事するようだ。
【了】