ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
EURO2020予選B組のルクセンブルク代表対ポルトガル代表戦が現地時間17日に行われる。ポルトガル代表のFWクリスティアーノ・ロナウドにとっては、代表チームでの“通算100得点”達成の期待がかかる試合となる。
所属クラブでも代表チームでも、過去10年以上にわたって驚異的なペースでゴールを積み重ねてきたC・ロナウド。これまでにも数多くのゴール記録を更新し続けてきたが、また新たな偉業の達成の時が迫りつつある。
14日に行われたリトアニア戦では代表チームで9回目となるハットトリックを達成し、通算得点数を98点に伸ばした。ルクセンブルク戦でさらに2点を加えて一気に大台に到達したとしても全く驚くにはあたらないだろう。
ハンガリーのレジェンドであるフェレンツ・プスカシュ氏が保持していた「84得点」の記録を62年ぶりに塗り替えて以来、C・ロナウドはすでに欧州の代表チームにおける歴代最多得点者に君臨している。通算100得点を達成すれば当然ながら欧州では史上初となる。
欧州以外を含めても、過去に代表チームで3桁の得点数を挙げたのは元イラン代表FWのアリ・ダエイ氏ただひとり。そのダエイ氏の持つ「109得点」の世界記録も、C・ロナウドに破られるのは時間の問題かもしれない。
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