ウエスカの岡崎慎司【写真:ムツ・カワモリ】
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第16節のフエンラブラダ対ウエスカ戦が現地時間16日に行われ、ホームのフエンラブラダが3-2で勝利を収めた。ウエスカのFW岡崎慎司は先発でフル出場している。
11試合連続の先発出場となった岡崎だがゴールはならず。試合は前半を1点リードで折り返したフエンラブラダが後半立ち上がりにも2点目を加え、ウエスカの反撃から逃げ切って上位対決を制した。
岡崎としてはやりにくい状況での試合となった。地元メディア『アラゴン・デポルテ』は前半の戦いぶりについて「ウエスカはほとんど岡崎に繋ぐことができず、良い前半ではなかった。終了間際の岡崎のシュートだけが数少ない攻撃の形だった」と述べている。
『スポルト・アラゴン』ではこの試合での岡崎のパフォーマンスに採点「4」と低評価を下している。DFジョズエ・サの「3」に次いで低い評価を受けた選手の一人となった。
同メディアは岡崎について「消えていた」と評し、「特に隣に9番がいなかった序盤は行方不明だった」とコメント。「その後は徐々にプレーに絡むようになっていったが、いつものレベルには全く届かなかった。日本人選手にとって難しい試合となり、唯一の危険な場面も決められなかった」と続けている。
4試合ぶりの黒星を喫したウエスカだが、プレーオフ圏の4位はキープ。次節は23日にホームでポンフェラディーナと対戦する。
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