サンティ・カソルラ【写真:Getty Images】
11月15日、スペイン代表はEURO2020予選でマルタ代表に7-0で勝利した。新しい力が次々とゴールを決めた一戦では、ベテランの復活も話題になっている。34歳のサンティ・カソルラが代表で4年ぶりにゴールを決めたのだ。
カソルラは2012年からアーセナルに所属し、すぐに主力として存在感を放った。しかし、2015年にひざを痛めて離脱を経験すると、その後は負傷とそれに伴う感染症に悩まされて、一時は歩くことさえもできないといわれている。それでも2018/19シーズンに古巣ビジャレアルに戻って復活を果たすと、今年5月に3年半ぶりに代表復帰。そして、代表でゴールを決めるまでになった。
選手生命の危機といわれ、長くピッチから離れたカソルラ。それでもサッカーを諦めず、かつての輝きを取り戻した。その姿は、多くの人に勇気を与えているに違いない。
プレミアリーグの公式ツイッターは、アーセナル時代のカソルラのスーパーゴールを紹介。2012年に天才プレーメーカーが放った無回転ミドルは、何度見ても美しい。
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