アーセナルのエクトル・ベジェリン【写真:Getty Images】
アーセナルのスペイン代表DFエクトル・ベジェリンは、今後イタリアのクラブへ移籍する可能性もあるのかもしれない。代理人がイタリア『スカイ・スポーツ』に可能性を示唆したとして各国メディアが伝えている。
24歳の右サイドバックであるベジェリンは2014年からアーセナルに在籍。今年1月の負傷により長期の離脱を強いられていたが、今季に入って復帰を果たしている。「深刻な負傷に見舞われたが、彼本来のレベルに戻りつつあるところだ」と代理人のアルベルト・ボティネス氏は現在の状態について語っている。
さらに同氏は、ベジェリンがイタリアへ移籍する可能性に言及。「彼はイタリアを気に入っている。すでにイタリアのあるクラブが関心を示してきている。どこであるかは言えないがね」と述べた。
だが現実的には移籍が容易ではないことも認めている。「長期の契約を結んでおり、アーセナルから彼を引き抜くのは簡単なことではないだろう。第3キャプテンでもある」
英紙『ミラー』では、関心を示しているクラブとはユベントスではないかとも伝えられている。またスペイン紙『アス』は、アーセナルが現在低調な戦いを続けていることもあり、来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃せばベジェリンが移籍を決断することもあり得るのではないかとの見方も示している。
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