横浜FCと大宮アルディージャ【写真:Getty Images】
明治安田生命J2リーグ第41節の試合が16日に各地で開催されている。今節を終えれば残り1試合というシーズン最終盤を迎え、J1昇格に向けた争いも決着が近づいてきた。
J2首位を走り続けてきた柏レイソルは、前節を終えた時点で2位の横浜FCおよび3位の大宮アルディージャに5ポイント差。今節のFC町田ゼルビア戦にも3-0で快勝し、自力でのJ1昇格およびJ2優勝を確定させた。
これにより、残る1つの自動昇格枠を横浜FCと大宮の2チームが争う図式に。アウェイでファジアーノ岡山と対戦した横浜FCは、前半24分に松尾佑介が奪った1点で1-0の勝利を収め、リーグ戦4連勝を飾った。
一方の大宮はホームでアルビレックス新潟と対戦。62分に渡邉新太に先制点を奪われたあと、88分にはロビン・シモヴィッチが獲得したPKを大前元紀が決めて同点に追いついたが、1-1のドローで勝ち点1の獲得にとどまった。
この結果、横浜FCは勝ち点を76に伸ばし、大宮は74。得失点差でも2点上回る横浜FCが優位な状況で最終節を迎えることになった。
全試合同時刻開催となる24日の最終節は、横浜FCがホームで愛媛FCと、大宮がアウェイでツエーゲン金沢と対戦する。横浜FCは勝利を収めれば大宮の結果にかかわらずJ1昇格決定となる。
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