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スペイン代表、ベテランと新戦力の融合。4年ぶり得点やデビュー戦58秒ゴールなどでお祭りムード

text by 編集部 photo by Getty Images

セルヒオ・ラモス
スタンドがセルヒオ・ラモスを祝福【写真:Getty Images】

 スペイン代表は現地時間15日、EURO2020予選でマルタ代表をホームに迎え、7-0で大勝した。この一戦では、ベテランと新しい力がかみ合って見事な勝利を収めている。

 この試合に先発したDFセルヒオ・ラモスは、イケル・カシージャスの記録を上回り、スペイン代表の歴代最多出場記録を塗り替えたばかり。マルタ戦に出て169試合出場となった同選手は、スタンドから大きな祝福を受けた。

 スペインは41分、ジェラール・モレノのダイレクトスルーパスを受けたサンティ・カソルラがゴール。負傷で長期離脱を経験した34歳の同選手は、代表で4年ぶりに得点を記録している。

 後半に入って61分、スペインはセルヒオ・ラモスが万雷の拍手を浴びて交代となり、若手とバトンタッチ。22歳のパウ・トーレスが代表デビューを飾った。すると、そのパウ・トーレスは代表デビューから58秒で初ゴール。本人も驚いた表情でチームメートと喜んでいる。

 さらに新たな力の躍動は続く。63分、9月に代表デビューを飾ったパブロ・サラビアが初ゴールを記録すると、69分にはこの日がデビューのダニ・オルモも得点。71分には、先月代表デビューを果たしたばかりのジェラール・モレノにも初ゴールが生まれている。

 33歳のヘスス・ナバスのゴールで締めくくったスペイン。すでに予選突破は決まっていたが、本番に向けてさらに調子を上げていけそうだ。

【了】

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