日本代表の南野拓実【写真:Getty Images】
2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選のキルギス代表対日本代表戦が14日に行われている。FW南野拓実はこの試合で先制点を挙げたことで、日本代表で初となる快挙を成し遂げた。
森保ジャパンは0-0で迎えた前半40分、伊東純也からのパスを受けペナルティーエリア右奥に侵入した南野が倒されてPKを獲得。これを南野が自ら決めて先制点を奪い、前半を1-0のリードで折り返した。
今予選のミャンマー戦、モンゴル戦、タジキスタン戦でもゴールを挙げていた南野はこれでアジア予選開幕から4試合連続ゴール。1993年に行われたアメリカ大会予選でFW三浦知良(カズ)が達成していた3試合連続の記録を26年ぶりに塗り替えた。
南野はミャンマー戦の5日前に行われたキリンチャレンジカップ2019のパラグアイ戦でもゴールを記録しており、国際Aマッチでの得点は5試合連続となった。日本代表の歴史上わずか4人目、34年ぶりの快挙となる。
過去には1958年から59年にかけて渡辺正氏、1966年から67年にかけて釜本邦茂氏が5試合連続ゴールを記録。1985年には木村和司氏が6試合連続ゴールを達成した。南野は次に出場した試合でもゴールを挙げたとすれば木村氏と並ぶ日本代表歴代タイ記録となる。
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