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久保建英の市場価値は約20億円。FIFA関連研究機関が試算

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
マジョルカの久保建英【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーからのレンタルでマジョルカに在籍している日本代表MF久保建英の現在の市場価値は、1700万ユーロ(約20億3000万円)と算出されている。国際サッカー連盟(FIFA)の関連機関であるスポーツ研究国際センター(CIES)が11日付で伝えた。

 CIESではサッカー選手の市場価値に関して様々な統計レポートを作成している。今週のレポートでは欧州の主要5大リーグにおいて他クラブからレンタルされている選手の市場価値を試算し、上位50人のランキングを公開した。

 市場価値が最も高いとされたのはバルセロナからバイエルン・ミュンヘンにレンタルされているブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョの9650万ユーロ(約115億円)。だがバルサが2018年1月に同選手を獲得した際に支払ったとされる1億2000万ユーロ(約143億円)からは下落している。

 2位と3位に続くのは久保と同じくマドリーから他クラブにレンタルされている選手。アーセナルのスペイン代表MFダニ・セバージョスが6570万ユーロ(約78億5000万円)、レアル・ソシエダのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーが5730万ユーロ(約68億4000万円)と評価されている。

 久保の市場価値は1700万ユーロと算出され、5大リーグのレンタル選手では32番目となる評価額。大手データサイト『transfermarkt』では久保の市場価値を1000万ユーロ(約12億円)としているが、CIESではより高く評価されている。

 先週末のビジャレアル戦では待望の移籍後初ゴールを挙げるなど全3得点に絡む活躍をみせた久保。今後の活躍次第では評価額はさらに高まっていくことも期待される。

【了】

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