アーセン・ヴェンゲル氏【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)は13日、アーセン・ヴェンゲル氏をグローバル・ディベロップメント部門の責任者に就任したことを発表した。
同部門は世界規模でサッカーの普及と発展を促進する事が目的だ。就任に際しヴェンゲル氏は「新しい挑戦を楽しみにしている。サッカーを様々な側面で発展させるという目標に貢献できるように全力を尽くしていきたい」と抱負を語った。
ヴェンゲル氏は1996年から2018年までの22年間に渡りアーセナルの監督を務めていた。その間、2003/04シーズンには無敗優勝をするなど合計17個のタイトルを獲得し一時代を築いた。最近ではバイエルン・ミュンヘンの監督就任の噂も囁かれていたが、本人はこれを否定していた。
なおヴェンゲル氏はFIFAの技術研究長、並びに国際サッカー評議会(IFAB)のメンバーとなることも併せて発表されている。70歳となった今でもサッカー界全体の発展に尽力してくれる事になりそうだ。
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