日テレ・ベレーザ【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は13日、アジアサッカー連盟(AFC)が国際サッカー連盟(FIFA)と協働して開催する「女子クラブ選手権2019 FIFA/AFCパイロット版トーナメント」の開催概要が決定したことを発表した。JFAの公式サイトで発表されている。
AFCは女子サッカー版のアジアチャンピオンズリーグとなる「AFC女子クラブ選手権」の定期的な開催を見据えた「AFC女子クラブ選手権2019 FIFA/AFCパイロット版トーナメント」の開催を決定。日本からは史上初のなでしこリーグ5連覇を達成した日テレ・ベレーザが参戦することがすでに決定している。
今回の発表によると、参加するのはベレーザの他にメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)、江蘇蘇寧足球倶楽部(中国)、仁川現代製鉄レッドエンジェルズ(韓国)である。4チームによる総当たり戦が行われ、各チームの初戦は26日。最終戦は30日とわずか5日間という非常に短い期間で大会が行われる。移動を含めると、選手のコンディンションが心配される。
なでしこリーグは入れ替え戦以外の全日程が終了。残すは皇后杯のみとなっている。皇后杯2回戦から出場するベレーザは、23日に大和シルフィードと三重県伊賀市の上野運動公園競技場で対戦する。この試合を終えた後、ベレーザは女子クラブ選手権2019の会場である韓国へ移動する。
ベレーザがシルフィードに勝利し皇后杯3回戦に進出した場合、ベレーザは5日間で女子クラブ選手権の3試合を行った後、12月4日の皇后杯3回戦に臨む。
同大会から3回戦まで日にちは空くが、この過密日程で絶対に怪我をしないとは言えない。2年連続の3冠がかかるベレーザにとって、この過密日程はどう影響するのだろうか。
【了】