久保建英【写真:Getty Images】
【マジョルカ 3-1 ビジャレアル リーガエスパニョーラ第13節】
リーガエスパニョーラ第13節、マジョルカ対ビジャレアルの試合が現地時間10日に行われた。マジョルカが3-1の勝利をおさめている。この試合で、マジョルカに所属する18歳の久保建英がクラブ史上2番目の若さで初ゴールを決めた選手になった。
2試合連続のスタメン入りを果たした久保。試合開始して10分、ビジャレアルのビルドアップに対してマジョルカがプレッシャーをかける。すると、GKアセンホのパスがずれてしまい左CKに。このCKを久保が蹴り、ニアへのボールは弾き返されえるが、久保が拾い左サイド深い位置から中央にカットイン。すると、久保がイボーラに倒され、マジョルカがPKを獲得。これをラゴ・ジュニオールが決め、マジョルカが先制に成功した。
さらに21分、久保とのワンツーパスで抜け出したダニ・ロドリゲスがドリブルでペナルティエリア右に侵入。中央にいたフェバスにラストパスを送ると、アセンホに倒されPKを獲得。このPKをロドリゲスが決め、マジョルカがリードを2点に広げる。
その後失点し、2-1で迎えた53分、ペナルティエリア手前の左でマジョルカがボールをキープすると、中央に入ってきた久保がワントラップから左足を振り抜きゴールを決めた。久保にとっては待望のスペイン初ゴールとなっている。久保が3得点に絡む活躍を見せ、マジョルカの3-1勝利に貢献した。
スペインメディア『besoccer』によると、久保は18歳159日というマジョルカ史上2番目の若さで初ゴールを決めた選手になったとのこと。なお、クラブ史上最年少ゴールは1992年に17歳193日でゴールを決めたペペ・ガルベス氏が保持している。
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