マジョルカの久保建英【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第13節のマジョルカ対ビジャレアル戦が現地時間10日に行われ、ホームのマジョルカが3-1で勝利を収めた。マジョルカの日本代表MF久保建英のパフォーマンスにはビセンテ・モレノ監督も賛辞を送っている。
久保はこの試合で全3ゴールに絡む見事な活躍をみせた。前半10分にはエリア内での積極的な仕掛けで先制点となるPKを獲得。2本目のPK獲得の場面でも起点となるパスを出し、後半にはエリア手前からの左足シュートで待望の移籍後初ゴールを挙げた。
スペイン紙『マルカ』や『アス』などが試合後のモレノ監督のコメントを伝えた。久保について「素晴らしい選手だ」と称賛し、「これからさらに良くなっていく」と見通しを示しつつ、「重荷を背負わせすぎるべきではない」と過度の期待やプレッシャーには釘を差している。
「自然に適応していかなければならない。今日の試合では攻撃にも守備にもよりコンスタントに姿を見せ、素晴らしい試合をしてくれた。我々の勝利に大きな役割を果たしてくれた」と指揮官は久保を称えた。
好調なプレーを見せていた久保だが、65分という比較的早めの時間で交代を告げられベンチに下がった。その理由についてモレノ監督は「休ませるためだ。相手も選手を代えてくると分かっていたので」と説明している。
【了】