FC今治のオーナーを務める岡田武史氏【写真:宇和川勝也】
JFL(日本フットボールリーグ)第27節の試合が10日に開催された。今節の結果により、FC今治は来季のJ3昇格がほぼ確実となった。
現在3位の今治はホームでFCマルヤス岡崎と対戦し、1-0で勝利。5位のホンダロックSCと6位のヴィアティン三重がいずれも引き分けに終わったこともあり、3試合を残した時点で今治の4位以内が確定した。
J3参入が認められるための主要な条件は、JFLを4位以内かつ百年構想クラブの中で上位2クラブとなる順位で終えた上で、ホームゲーム平均入場者数2000人を達成すること。条件を満たした上で、今月開かれる理事会で承認を受ければ参入が正式決定する。
今治は今季のこれまでのホームゲーム13試合で合計3万9561人の観客を集め、1試合平均2000人となる合計3万人(15試合)をすでに達成済み。J3参入条件を満たし、理事会の承認を待つのみとなった。
過去2年はJFLでの4位以内を惜しくも達成できず、J3昇格を逃していた今治。“3度目の正直”でついに歓喜の時が訪れた。
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