ウエスカの岡崎慎司【写真:ムツ・カワモリ】
セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第15節のウエスカ対オビエド戦が現地時間9日に行われ、ホームのウエスカが3-1で勝利を収めた。ウエスカのFW岡崎慎司は先発で出場し、90分に交代するまでプレーしている。
岡崎は10試合連続となる先発出場。後半には2度にわたってゴールネットを揺らす場面があったが、その前に味方選手のファウルやオフサイドがあったとしてVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の判定で無効とされた。
ゴールは挙げられなかったとしても、岡崎の貢献ぶりは地元メディアで高く評価されている。『スポルト・アラゴン』では2得点のMFミケル・リコを採点「9.5」でMVPとした上で、岡崎にはチームのもうひとつの得点を記録したFWダニ・ラバと並ぶ「9」の高採点をつけた。
「日本人選手は素晴らしいフィニッシャーだが、いつもVARにゴールを取り上げられている。(本拠地)エル・アルコラスのアイドルが取り消されたゴールはこれで合計5点となった。驚くべきことに彼の責任によるものはひとつもない」と寸評を述べている。
岡崎は惜しくも得点を記録できなかったが、チームはここ3試合で2勝1分けと好調。暫定で自動昇格圏の2位にまで順位を上げている。
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