エイバルの乾貴士【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第13節のエイバル対レアル・マドリー戦が現地時間9日に行われ、ホームのマドリーが4-0で勝利を収めた。エイバルのMF乾貴士は先発でフル出場している。
3試合連続の先発に起用された乾だが、ゴールに繋がる働きはできず。前半にFWカリム・ベンゼマの2得点(1PK)とDFセルヒオ・ラモスのPKで3点をリードしたマドリーは、後半にもMFフェデリコ・バルベルデが4点目を加えて快勝した。
乾を含めたエイバルの選手たちに対してスペインメディアの評価は厳しい。『マルカ』紙では乾に対して星0から3までの4段階評価で「0」をつけ、エイバルの他3人と並ぶ最低評価。『アス』紙でも乾を含むエイバルの7人に「0」をつけた。
「日本人選手は彼のレベルから程遠かった。シュートを打てる時に打たず、あまりにも臆病な様子を見せた。ほとんど目立たず」と『アス』は乾を評している。
『ホルナーダ・ペルフェクタ』では10点満点で「5」と評価。「序盤はほとんど何もできなかった。0-3にされてからはエイバルのプレーは彼のサイドに集中したが、あまり成果は出なかった」と寸評を記した。
中盤左サイドでプレーした乾だが、対面のスペイン代表DFダニエル・カルバハルを攻略できず。『エル・デスマルケ』はカルバハルの寸評の中で「乾を抑えた」、『デフェンサ・セントラル』は「乾の企てを全て無に帰した」と言及している。
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