アーセナルは現地時間9日、プレミアリーグ第12節レスター・シティ戦を0-2で落とした。ウナイ・エメリ監督は、まだチームを立て直せると信じている。試合後の指揮官のコメントを英『デイリー・メール』などが伝えた。

　アーセナルはこの日の敗戦で公式戦5試合続けて勝利なしという状況となっている。SNS上では、エメリ監督の解任を願うファンの声がトレンド入りするなど、アーセナルは厳しい状況だ。

　それでもエメリ監督は、こういった批判が「私の仕事の一部だと知っている」とコメント。「こういった状況は経験してきた。自信を手にするために取り組み、クラブ、選手と一緒になって取り戻してきたんだ」と、復調を信じている様子だ。

　さらに同指揮官は、「私は全て受け入れる。称賛も受ける。それは我々が勝って、彼らがハッピーに感じたときだ。もし負ければ、彼らは悲しむ。普通のことだ」と現状を冷静に分析。「落ち着いて改善を続けるしかない。今日の試合では、ともに頑張って守備面で一歩前進した。ただ、非常に強いチームとの対戦で敗れてしまったんだ」と話している。

　これでアーセナルは6位。暫定で4位のマンチェスター・シティと勝ち点8差、2位レスター、3位チェルシーとは同9差だ。

　エメリ監督は、「リーグ戦は38試合あり、取り戻す時間はある」と述べ、これからの巻き返しを誓っている。

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