FC岐阜【写真:Getty Images】
明治安田生命J2リーグ第40節のアルビレックス新潟対FC岐阜戦が9日に行われ、ホームの新潟が2-0で勝利を収めた。この結果、FC岐阜はJ3自動降格圏の21位以下が確定している。
新潟は前半7分に本間至恩のゴールで先制。64分にも渡邉新太が2点目を加えてホーム4連勝を飾った。FC岐阜は3連敗。
勝ち点30で最下位の岐阜は、今季の残り2試合に勝利しても19位のFC町田ゼルビアや20位の鹿児島ユナイテッドFC(ともに勝ち点37)に追いつくことはできない。これにより21位以下でシーズンを終えることが確定した。
だが、まだ岐阜の降格が決定したわけではない。J3では現在、来季のJ2ライセンスを持たない藤枝MYFCが2位に位置している。このまま藤枝が2位以内でシーズンを終えた場合、J2とJ3の入れ替えは1チームのみとなり、J2からは最下位の22位チームのみが降格する。
岐阜が残留に望みをつなぐためには、いずれにしても21位に浮上することが必要となる。前節時点で岐阜を3ポイント上回っていた21位の栃木SCは、10日にホームで大宮アルディージャと対戦する。
岐阜は2008年のJリーグ参入以来、これまで12シーズンをJ2で戦ってきた。J3に降格すればクラブ初となる。
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