ルイス・フィーゴ【写真:Getty Images】
11月4日に47歳の誕生日を迎えた元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴ氏。今から16年前の2003年4月8日、フィーゴ氏はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦レアル・マドリー対マンチェスター・ユナイテッドの試合で衝撃的なゴールを決めた。
フィーゴ氏は、2000年7月にバルセロナからレアル・マドリーに”禁断の移籍”をした。その後、ジネディーヌ・ジダン氏らとともに銀河系軍団と称されるレアルの黄金期の中心選手となった。
ロナウド氏、ラウール氏、ジダン氏ら豪華攻撃陣でユナイテッド戦に臨んだレアル。前半12分、フィーゴ氏の衝撃的な先制ゴールが生まれた。
フィーゴ氏がアタッキングサードからペナルティエリア手前左までドリブルで侵入。ペナルティエリア手前の中央にいたジダン氏に一度預ける。ジダン氏はワンフェイント入れた後、フィーゴ氏に戻す。フィーゴ氏はダイレクトで右足を振り抜くと、綺麗に弧を描いたボールはGKの頭上を越えゴール右上へと吸い込まれた。その後、得点を重ねたレアルは第1戦を3-1で勝利。第2戦は3-4で敗戦したものの、2戦合計6-5で準決勝に駒を進めた。
欧州サッカー連盟(UEFA)の公式ツイッターが現地時間の4日、フィーゴ氏の誕生日を祝いプレー集動画をアップ。その投稿に対するリツイートで「ルイス・フィーゴによるこの2003年のフィニッシュ」と題し、このシーンの動画をアップしている。フィーゴ氏はこの年のUEFAベストイレブンに選出されている。
【次ページ】【動画】ルイス・フィーゴの衝撃的なゴールはこちら